A4書類ケースでHOゲージ5~6両分の車両ケースを製作

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鉄道模型

HOゲージの鉄道模型を運転会に持っていくのは、楽しみだけどちょっと大変ですよね。大切な車両を安全に持ち運ぶためには、しっかりしたケースが欠かせません。そこで、A4書類ケースを活用した持ち運びにとっても便利なHOゲージ用車両ケースを自作してみました。

市販の車両ケースも良いのですが、たくさん車両を持っていると、どうしてもかさばってしまいます。また、ウレタンが劣化してボロボロになったり、ケース自体が壊れてしまったりという経験がある方もいるかもしれません。そこで、手軽に入手できるA4書類ケースに着目しました。これなら、本棚にもすっきり収納できますし、持ち運びも楽々です。

製作は意外と簡単。A4書類ケースの中に、車両を固定するための隙間テープを配置するだけ。隙間テープは、市販のものをカットして使い台車と屋根を固定する方法を使います。こうすれば、5~6両分のA4判車両ケースが出来上がります。

この自作ケースの最大のメリットは、なんといってもその収納力と携帯性。A4サイズなので、複数個をまとめて持ち運ぶのも容易です。また、書類ケース自体が比較的安価なので、たくさんケースが必要な場合でもコストを抑えることができます。運転会への持ち運びはもちろん、自宅での保管にも最適です。

この記事では、この自作ケースの詳しい作り方や、使用した材料、製作のポイントなどを写真付きで解説しています。ぜひ、記事を読んで、自分だけのオリジナル車両ケースを作ってみてください。大切なHOゲージの車両たちを、安全に、そしてスマートに持ち運びましょう!

HOゲージの車両を運転会などに持ち運ぶ際、皆さんはどんなケースを使っていますか?大切な車両を傷つけずに、しかもスマートに持ち運びたいですよね。そこで今回ご紹介するのは、A4クリアファイルごと収納できる書類ケースを活用した、とっても便利なHOゲージ用車両ケースです。

この書類ケース、見ての通りクリアファイルごとA4用紙がピッタリ収まるサイズなんです。つまり、車両を収納するスペースとしても、A4サイズを有効活用できるということ。さらに、蓋はカチッとしっかり閉まるタイプなので、運搬中にうっかり開いてしまう心配もありません。大切な車両を安心して持ち運べます。

そして、このケースの最大の魅力は、なんといってもクリアーな素材。中身が一目瞭然なので、どの車両がどこに入っているのか、すぐに確認できます。運転会などで、目的の車両をサッと取り出せるのは、本当にストレスフリーです。

「でも、クリアファイルごと入れるって、どういうこと?」と思われた方もいるかもしれません。実は、このケースに車両を直接入れるのではなく、薄い隙間テープで作ったインナーケースを挟んで使用するんです。こうすることで、車両をしっかりと固定し、傷つきを防ぐことができます。また、インナーケースを交換すれば、様々な車両に対応できるのも嬉しいポイントです。

A4サイズということもあり、複数個を並べて保管するのも場所を取りません。本棚などに綺麗に収納できるので、自宅での保管にも最適です。運転会への持ち運びはもちろん、普段の保管方法としても、この書類ケースは非常に優秀な選択肢と言えるでしょう。

この記事では、この書類ケースを使ったHOゲージ用車両ケースの詳しい作り方や、インナーケースのアイデア、使用する隙間テープの選び方などを、写真付きで分かりやすく解説しています。ぜひ記事を読んで、この便利なケースを試してみてください。大切なHOゲージの車両たちを、安全に、そしてスマートに持ち運びましょう!

車両を固定する隙間テープ

HOゲージの車両をケースに収納する際、走行中に車体が動いてしまったり、大切な塗装が擦れてしまったりするのが心配ですよね。そこで今回は、Amazonで見つけた隙間テープを活用した、車両をしっかりと固定する方法をご紹介します。この方法を使えば、大切な車両を安全に持ち運ぶことができ、保管時も安心です。

今回使用するのは、写真にある2種類の隙間テープ。左側のピンク色のテープは幅が15mm、右側の緑色のテープは幅が30mmです。この2種類のテープを使い分けることで、車両の様々な部分を効果的に固定できます。

まず、幅15mmのピンク色のテープは、主に車両の台車を固定するのに使用します。台車は車体の中でも特に動きやすい部分なので、しっかりと固定することで、走行中の揺れや衝撃から守ります。テープを適当な長さにカットし、台車とケースの間に挟むように貼り付けることで、台車の動きを抑えます。

次に、幅30mmの緑色のテープは、主に車両の両端と屋根を固定するのに使用します。車体両端にテープを貼り付けることで、ケース内で車両が前後に動くのを防ぎます。また、屋根部分にテープを貼り付けることで、上下の揺れも抑えることができます。特に屋根は繊細な部分なので、優しく固定することが大切です。

この隙間テープを使うメリットは、なんといってもその手軽さと汎用性です。ハサミで簡単にカットできるので、車両のサイズや形状に合わせて自由に調整できます。また、粘着力が適度なので、剥がす際も車両に糊が残らず、安心して使用できます。

5両入りケースの製作

HOゲージの車両をケースに固定する際に、細かい作業が苦手な方でも簡単にできる方法をご紹介します。今回は、手軽に入手できる隙間テープを使った固定方法の中でも、最初のステップであるテープの切断について解説します。

まず用意するのは、幅15mmの隙間テープ。これは主に車両の台車を固定するために使用します。このテープを、約50mmの長さにカットしていきます。

ここで重要なのは、「ハサミで適当に切って大丈夫」ということ。精密な作業は一切不要です。定規で正確に測る必要もありませんし、カッターナイフで綺麗に切り出す必要もありません。普段使っているハサミで、大体50mmくらいの長さにザクッと切ればOKです。

なぜ適当で良いのかというと、このテープはあくまで車両の動きを抑えるためのものであり、精密なパーツではないからです。多少長さが違っていても、固定力に大きな影響はありません。むしろ、神経質にならずに気軽に作業を進められるのが、この方法の大きなメリットと言えるでしょう。

「適当」と言っても、あまりにも短すぎたり、長すぎたりするのは良くありません。短すぎると固定力が弱くなってしまいますし、長すぎると余った部分が邪魔になってしまうことがあります。大体50mmを目安に、ハサミでサッと切る程度で十分です。

HOゲージの車両を安全に持ち運ぶためのケース内固定、その具体的な方法をご紹介します。隙間テープのカットについて解説しましたが、そのテープをケースに貼り付けて、車両を固定するためのスペースを作る方法を詳しく見ていきましょう。

まず、使用するのは幅30mmの隙間テープです。これを、車両を収納する書類ケースの両端に貼り付けます。この両端に貼るテープが、車両をケース内で安定させるための土台となります。

次に、この両端に貼ったテープから内側に向かって、さらにテープを貼り付けていきます。この内側に貼るテープが、車両の台車を挟み込んで固定するための部分になります。今回は、計12ヶ所にテープを貼り付けることで、車両5両分の固定スペースを作ります。つまり、1両あたり4ヶ所のテープで台車を挟む形になります。

今回の例では、一般的なA4サイズの書類ケースを使用し、HOゲージの標準的な長さの車両を5両収納することを想定しています。ご自身のケースや車両に合わせて、テープの貼り付け箇所や数を調整してみてください。

テープを貼る位置は、車両の台車が来る位置を考慮して決めます。実際に車両をケースに置いてみて、台車がどのあたりに来るのかを確認してからテープを貼ると、より確実に固定できます。

この方法のポイントは、テープで台車を「挟む」という点です。テープの上に台車を「乗せる」のではなく、テープとテープの間に台車を挟み込むことで、しっかりと固定することができます。これにより、運搬中に車両がケース内で動いてしまうのを防ぎ、大切な車両を傷から守ります。

HOゲージの車両をケースに収納する際、車体だけでなく屋根部分もしっかりと固定したいですよね。今回は、ケースの蓋を活用して、屋根を優しく、かつ確実に固定する方法をご紹介します。この方法を使えば、大切な車両をより安全に持ち運ぶことができ、保管時も安心です。

今回注目するのは、ケースの蓋。この蓋の内側に、幅30mmの隙間テープを二本貼り付けます。この二本のテープが、車両の屋根を支え、固定する役割を果たします。

なぜ屋根を固定する必要があるのでしょうか?運搬中や保管中に、ケース内で車両が揺れたり、衝撃を受けたりすると、車体だけでなく屋根部分にも負担がかかります。特に屋根は、細かいパーツや塗装が施されているデリケートな部分なので、しっかりと保護する必要があります。

この方法では、隙間テープの適度な弾力が、屋根を優しく支えます。硬い素材で直接押さえつけるのではなく、柔らかいテープで支えることで、屋根への負担を最小限に抑えつつ、しっかりと固定することができます。

二本のテープを貼る位置は、車両の屋根の形状に合わせて調整します。屋根の端に当たるように貼ることで、効果的に固定できます。また、テープ同士の間隔を調整することで、様々な形状の屋根に対応できます。

この方法のメリットは、なんといってもその手軽さと確実性です。テープを貼るだけで簡単に屋根を固定できるので、特別な工具や技術は必要ありません。また、隙間テープの粘着力と弾力によって、しっかりと固定できるので、安心して車両を運搬できます。

10系寝台車5両を入れたところです。

HOゲージの車両をケースに収納する際、一番気になるのは運搬中の揺れや衝撃ですよね。大切な車両がケースの中で動いてしまわないか、傷ついてしまわないか、心配になる方も多いと思います。そこで今回は、ご紹介してきた方法で車両を固定した場合、実際に蓋を閉めるとどうなるのか、その固定力について詳しく解説します。

これまで、ケースの両端と内側に隙間テープを貼り、台車を挟み込む方法、そして蓋にテープを貼って屋根を支える方法をご紹介してきました。これらの方法を組み合わせることで、車両はケース内でしっかりと固定されます。

実際に蓋を閉めてみると、その固定力の高さに驚くはずです。台車はテープによってしっかりと挟み込まれ、車体は屋根部分が蓋のテープによって支えられています。これにより、車両は前後左右、上下方向への動きをしっかりと抑えられます。

さらに、この状態でケースを縦にしてみても、車両はほとんど動きません。これは、台車と屋根の二点でしっかりと固定されているためです。縦にすることで重力の影響を受けやすくなりますが、それでも動かないというのは、この固定方法の有効性を示す何よりの証拠と言えるでしょう。

この固定力があれば、運転会への持ち運びはもちろん、旅行などで遠方に持ち運ぶ際も安心です。大切な車両をしっかりと保護し、安心して移動することができます。

「本当に動かないの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。ブログ記事では、実際に車両をケースに収納し、蓋を閉めて縦にした状態の写真を掲載しています。写真を見れば、その固定力が一目瞭然です。ぜひ記事をチェックしてみてください。

この方法を使えば、高価な専用ケースを買わなくても、手軽な材料で大切なHOゲージの車両をしっかりと保護することができます。安心して運転会や旅行に車両を持ち運び、鉄道模型をさらに楽しんでください。

6両入りケースの製作

HOゲージ車両のケース内固定、今回は5両用ケースで使用した方法を応用し、6両用ケースを製作する際のテープ処理について解説します。これまでご紹介してきた方法に少し手を加えることで、収納両数が増えても大切な車両をしっかりと保護できます。

前回までは、5両用ケースで使用した幅15mmの隙間テープを50mmの長さにカットし、ハサミで縦半分に切ります。ここでも「適当でかまいません」というのが重要なポイントです。正確に測る必要はなく、大体半分になるようにザクッと切ればOKです。

なぜこの作業が必要なのでしょうか?6両用ケースでは、収納する車両の数が増えるため、台車を固定するためのテープの幅が広すぎるのです。切ることで、テープの幅を薄くすることができ6両の車両が収まるようになります。

「適当でいい」とは言っても「大体半分」を目安にカットしてみてください。

6両用ケースでは、この縦半分に切る作業がより重要になってきます。効率的にテープを使用することで車両を固定することができます。

まず用意するのは、幅30mmの隙間テープです。このテープを、車両を収納する書類ケースの両端に貼り付けます。この両端に貼るテープは、車両がケース内で動かないようにするための土台となる、非常に重要な部分です。しっかりと貼り付けましょう。

次に、両端に貼ったテープから内側に向かって、さらにテープを貼り付けていきます。この内側に貼るテープが、車両の台車を挟み込んで固定するための部分になります。今回の例では、計14ヶ所にテープを貼り付けることで、6両分の固定スペースを作ります。つまり、1両あたり4ヶ所のテープで台車を挟む形になります。これは、台車をしっかりと固定し、安定させるために必要な数です。

ここで重要なのは、使用するケースと車両に合わせてテープの貼り付け箇所や数を調整することです。今回の例では、一般的なA4サイズの書類ケースに、標準的な長さのHOゲージ車両を6両収納することを想定しています。もしケースのサイズが異なったり、車両が短い場合は、テープの長さを長くしたり車端部のテープの幅を広げたりして調節し、しっかり固定します。

テープを貼る位置を決める際には、実際に車両をケースに置いてみて、台車がどの位置に来るのかを確認するのがおすすめです。そうすることで、テープを正確な位置に貼り付けることができ、より確実に固定できます。

下の写真は12系客車6両です。ケースにしっかりと収まります。

HOゲージの車両を収納する際、特に複数両を一つのケースに収める場合、気になるのは車体同士の接触ですよね。大切な車両同士が擦れて傷ついてしまうのは避けたいところです。今回は、以前ご紹介した方法で製作したケースに、12系客車6両を収納した場合の様子をご紹介します。

以前の記事で、隙間テープを使ったケース内固定の方法を詳しく解説しました。幅30mmのテープをケース両端に貼り付け、さらに内側に向かってテープを配置することで、車両の台車を挟み込み、固定する仕組みです。この方法で作製したケースに、今回の主役である12系客車6両を収納してみます。

写真を見ていただければ一目瞭然ですが、6両の客車はケースにしっかりと収まっています。そして、最も重要な点として、車体同士が接触することなく、綺麗に収納できているのが分かります。これは、以前ご紹介したテープの配置が適切であること、そして、ケースのサイズと車両の長さがマッチしていることが分かります。

車体同士が接触しないということは、運搬中に車両同士が擦れて塗装が剥がれたり、細かいパーツが破損したりするリスクを大幅に軽減できるということです。大切な鉄道模型を安心して持ち運び、保管することができます。

今回の例では12系客車を使用していますが、他の客車や貨車など、ある程度の長さを持つ車両であれば、同様の方法で収納可能です。ただし、車両の長さや形状によっては、テープの配置や数を微調整する必要があるかもしれません。

さて、これまで書類ケースを活用したHOゲージ車両の収納方法をご紹介してきました。隙間テープを使った簡単な固定方法から、複数両を収納する場合の工夫、そして実際の収納例まで、詳しく解説してきました。今回は、これらの方法を振り返りつつ、この方法のメリットを改めてお伝えしたいと思います。

鉄道模型の収納方法は様々です。中には非常に見栄えの良い、手の込んだケースもあります。木製の立派なケースや、内装に工夫を凝らしたケースなどは、コレクションを飾るように収納したい方には魅力的かもしれません。しかし、そういったケースは製作に手間がかかったり、材料費がかさんだりと、手軽に導入できるとは言い難い面もあります。

また、市販されている高価な専用ケースも選択肢の一つです。専用設計されているだけあって、車両の保護性能は高いと言えるでしょう。しかし、複数個揃えようとすると、どうしても出費がかさんでしまいます。特に、車両が増えてくると、ケースの数も増え、保管場所にも困ってしまうことがあります。

今回ご紹介してきた書類ケースを使った方法は、これらの方法と比べると、非常に手軽に導入できるのが最大のメリットです。必要なものは、書類ケースと隙間テープ、そしてハサミだけ。特別な工具や技術は必要ありません。誰でも簡単に、短時間で製作することができます。

そして、手軽さだけでなく、安全性も確保できるのがこの方法の大きな魅力です。隙間テープで台車をしっかりと固定することで、運搬中に車両がケース内で動いてしまうのを防ぎます。これにより、大切な車両を傷や破損から守ることができます。

見栄えという点では、手の込んだケースには劣るかもしれません。しかし、大切なのは車両を安全に保管し、持ち運ぶこと。その目的を十分に果たせるのが、この書類ケースを使った方法です。

ぜひ参考にしてみてください。この方法を活用して、大切なHOゲージ車両を安全に、そして手軽に保管・運搬し、鉄道模型をさらに楽しんでいただければ幸いです。

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