金属手摺の治具製作【アルミ切り出し】
TOMIXのEF81 133号機を持っていますが、プレステージモデルではありません。この機関車前面窓下の手摺がどうしても寄れてしまいます。
手摺を全面的に金属化してプレテスージモデルの様にされる方もいらっしゃるようですが、前面手摺を金属化するだけでもかなり引き締まるのではないかと思い。手摺を金属化しようと考えました。
1mmのアルミ板で真鍮製の前面手摺を曲げる治具を作って、真鍮製手摺を量産しようと思いました。
アルミ板を5mmに切断し、そこに0.8mmドリルで穴をあけ、片方をやすりで削って手摺にRが付けられる様な物があればいいと思い製作してみました。
なぜ、0.8mmドリルで穴をあける事にしたかは、金属用ドリルが、0.8mmしか無かったからです。
1mmのアルミ板ですが、これを5mm幅に切断します。
色々調べると大きめのカッターで、筋を入れてペンチで、折れるとありましたが、グニャグナになりました。
金属鋸で切断したほうがいいです。今回は、グニャグニャの物を使いました。
大き目のカッターで筋を入れましたが、あまり溝ができません。
ペンチで無理やり折り曲げてみました。
結局グニャグニャです。でも今回は治具を作るのでこれで良しにします。
金属手摺の治具製作【穴あけ】
まずば、真鍮線を通す穴をあけるのに、必要な寸法をノギスでTOMIXのプラ成型のパーツから計りだします。
すると、16.66mmの距離で穴を開ければ良いということが判りました。
0.8mmの金属用ドリルで穴を開けます。
手前を手摺のRをつけたいためにやすりで削ります。なるべく丸くなるように削ります。
最終的には穴に0.4mmの真鍮線を0.8mmの穴に通してRの部分で丸く曲げて、真鍮線4の字のようにします。
これをラジオペンチでゆるく曲がった個所に角度をつけて、前面手摺に合わせていきます。
真鍮線の長い部分を切断して、車両に試しに取り付けてみます。
車両の片側を真鍮線に変えてみました。
なかなかいい感じです。右側のプラ製の手摺の歪み具合がよくわかります。
これで量産していくことに決めました。
量産は失敗も見込んで。7本作りました。塗装の為に割りばしに0.5mmの穴を開けて手摺を突き刺しました。
これにメタルプライマーを吹き20分ほど乾燥させてから、グリーンマックスの赤2号を吹きました。
早速取り付けです。
右のプラ製の物に比べて大分引締まって見えます。
両方金属製にしてみました、なかなかいい感じです。
後は、パンタグラフの破損を直し、ワイパーの取り付け名をしをして、完成にしたいと思います。
治具のもう一つの作り方
ノギスで測るやり方をしましたが、現物合わせの方法もあることをひらめきました。
まずは、5mm幅で切り出したアルミ板を端のほうを丸くやすりで削ります。
この削った部分にプラ製の手摺のRの付いた方をひっかけ、もう片方の端にドリルで穴を開けるというものです。
こちらの方が、簡単で正確かもしれません。
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