オシ17が連結されていたころの「きたぐに」を組んでみました。実は全部そろっていないません。そんな編成に室内灯を着けたのですが、1号車のスロ62の室内灯がチラツキが激しいので集電機能を直してみました。
分かりづらいのですが、動画を撮ってみました。TOMIX製車両のチラツキが目立ちます。
1号車のスロ62だけがチラツキが激しいです。
台車の集電シューの延長
はじめ台車の集電シューと床板の集電板との接触不良かと思い、集電シューの頭を少し延長すれば良いかなと思って燐青銅板を半田付けしようと思いました。
さっそく台車を外してみました。十分に集電シューの長さはあるように思えます。
チラツキの原因として考えられる一番考えやすい部分です。しかし、一度工作して原因が違ったとき取り返しがつかなくなります。
そこで、導電テープを集電シューの頭に巻き付け、0.5mmほど延長してみることにしました。
この導電テープは粘着側も導電できるタイプを使います。中には粘着側は導電しないテープもあります。
台車に対して下の画像くらいの導電テープを切り出し巻きます。
巻きつけると下の様になります。
この状態で、車両に取り付けます。薄いテープですが集電シューが床板に入る穴にはきつく台車がまわりづらくなります。
しかし、通電不良が治ればと思い、試験走行してみましたが全く改善されませんでした。
集電板の掃除
次に考えられるのは、床板の集電板の汚れかともい、床板から集電板とウェイト取り外してみました。
集電板の汚れが目立っていたので、TOMIXのレールクリーナーで掃除をしてみました。
これを床板に戻して、試験走行をしましたが、全くチラツキが直りません。
ウェイトと集電板の通電不良
次は、集電板とウェイトの通電不良しか考えられません。
集電板の3カ所を導電テープで固定し、ウェイトと集電板の接触個所を増やしてみました。
これにウェイトをかぶせ、走行試験をすると見事チラツキが無くなりました。
結局、集電板とウェイトの通電不良でした。考えづらいところでした。
オシ17もこういうチラツキが激しかったので、ウェイトを見ると浮き上がっていたことがありました。
導電テープの使い道はいろいろ考えられ面白そうです。粘着側に導電性能がない物もありますので気を付けてください。
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